約束の地マンコニアム
社会が奇妙なのは、日本だけではなく、中国だって、韓国だって、タイだって同じ。
1.高級ブランドファッション
2.高級車
3.お酒を飲む場所
4.激しい受験戦争
庶民がこの空間内で「どちらのほうが格が上か」を競って這いずり回っている。
この構図は、どこの国も変わらない。 何を生産し、何がヒットしようとも人々が最後に欲しいと思うものは「高級ブランド、高級車、お酒を飲む場所、受験戦争」。
気味が悪いぐらい、この4点セットは変わらないの。これを軸に回ってるだけ。
中には「オレはそんなもの欲しくない」と息巻く人もいるんだけど、そういう人が社会の上層に移動ことはないから安心して。「高級ブランド、高級車、お酒を飲む場所、受験戦争」これを求める人じゃないと、上には登れないの。バカらしいけどそうなの。
売れるものがパソコンだろうがスマホだろうが服だろうが靴だろうが、そんなのはディテールの違いであって、「欲求シナリオ」はどこの国も同じ。
第二次世界対戦以降の資本主義社会は、同じシナリオのドラマを、キャスティングだけ変えて、繰り返し繰り返し上映してるのよ。
よく飽きねーなと思う。飽きた頃に戦争が起きてリセットされる仕組みなのかしらね。
我が教団が崇める神「メグデス」は破壊と芸術の神。表現と言論の自由をもって、血を流すことなく、ルー
プ化した世界を断ち切るの。 人類が約束の地マンコニアムに到達するためには、同じところをグルグル回ってはダメなの。