「飽きられないこと」の難しさ
私がすっごく好きなカレー屋さんめっちゃくちゃ美味しいし、お客さんも入ってるのになぜか閉店。 ショッピングモールの一角なんだけど、店舗入れ替えの時期なのかな。同じ店舗でもずっと続けると集客が落ちちゃうから、飲食はどうしても入れ替えが必要なのよね。 いくら美味しくても「買い物のたびにそこで食べる」ということになると、どうしても飽きられちゃうでしょ。
で、「気分転換にあっちに行こう」ってのが連鎖すると売り上げが激減する。 店舗を継続するために必要なのは「良い品物、信頼」は勿論だけど、一番難しいのは「飽きられない」こと。これが出来る人は、ほぼいない。
サイトやブログやっててもそう。開設当初は、まあ、人は来るのよ。「何があるんだろう?」って。
良ければホメてもくれるわ。でも「継続的に来てもらう」のはホントに難しい。
過去に上手くいった経験があっても、いつかはそれを捨てなきゃいけない。
なぜなら、飽きられるから。
お店に「コダワリの良い商品」を並べることは誰にでも出来るのよ。誰だって自分の好きなモノや詳しいモノがある。でも、それが10年かけて積み上げた知識や技術だろうと人々には1年で飽きられる。
この厳しい事実と向き合って改革を続けなきゃいけない。
スティーブ・ジョブズが凄かったのは。彼が「飽きられない人」だったことに尽きると思う。