重要なのは「陣形」と「流れ」 / IQ127の絶対美少女ミッキーの結婚観
結婚も生き抜くための「戦略」の一種。 1.年収700万のエリートの夫と専業主婦。 2、年収350万同士の男女の夫婦。 一見すると「1」のほうが理想の夫婦でしょ。 ダンナさんの所得は高い。 そして、奥さんはラクラク専業主婦。いいな~って思う。 でも、実は世帯収入は「1」も「2」も全く同じなのよね。 それどころか、年収350万同士が協力してる「2」のほうが、社会の変化に対応しやすく、サバイバル能力は高い。 まあ、お金が全てではないんだけど、人生設計の上で見落としやすいポイント。 ◇ ちなみに、年収700万の旦那さんと年収350万の奥さんが結婚した場合は、世帯年収1千万を超えるんだけど。 ところが、世帯年収1千万を超える夫婦は10分の1しかいない。 どこの家庭も、なかなかそんな「攻撃的な陣形」は組めないってこと。 男も年収が700万超えてくると、女に「働き続けてくれ、せめて昼間はパートをやってくれ」とはカッコ悪くてプロポーズしずらいんでしょうね。 逆に、そういった見栄を捨てて。 子育てや共働きについてしっかり話し合って戦略が組み立てられる夫婦のパワーというのはさ。 中途半端な高学歴やエリートを粉砕するぐらいの強力だってこと。 ウチの会社でも、ダンナさんや奥さん単体ではそんなに目立たない職種・ポジションだけど、世帯収入としてはガッツリ稼いでる家庭あるよ。 そういう人は、表に出さないけどね。
◇ アスリートみたいに、一人で「最高記録を出そう」って頑張っても勝つのは難しい。 よっぽど強靭な個体だったら、一人でも戦えるかもだけど。 平凡な能力であれば、なおさら結婚という戦略は大切。 チームって強力なのよ。
めんどくさいけど、親戚・親類も味方だったりすると、もう巨大戦艦なみのパワーになる。
真の「社会の上層」っていうのは、個人技で戦ったりしない。
「名家」つーのは、親族が連携してる。だから強い。どこの国でもそうよ。 「縛られたくない」という気持ちもわかるし、場合によっては身軽になるために「関係を切る」という選択もある。
でも、チームの大切さを理解できず、めんどくさい、めんどくさい、めんどくさーい!と叫んで、「個人のほうがラク」だと考えるのは危険。
幸福ってのは相対的なものでしょう。
一方は「結婚、親族」で複数の頭脳や資産を活用して人生を組み立てているわけ。
それなのに、ひとりぼっちの思いつきで行動してる人間が、それらを上回るような成果を出すのは難しいわよ。
◇
物事を考え、判断し、作戦を組み立てるのには「スジ」つーのがある。
「相手を見つけ、結婚し、家族のために働き、余暇を趣味に充てる」
これは良いスジなの。まず三大欲求であるセックスが満たされ、次に衣食住が充実して、最後に自分の時間として趣味がある。「流れ」が綺麗でしょう。
それに反して。
「趣味を見つけ、趣味のために働き、余暇にセックス相手を探す」
これは、やりがちだけど悪いスジなのよ。
まず「趣味」つーのでは性欲は満たされないでしょう。
そして趣味のために働いても、衣食住は整わない。
で、次にセックス相手を探そうとしても、趣味の合間でテキトーに探して良い相手が見つかるわけがない。
結局、ホストや風俗にハマるだけでしょう。
最後は、資金も時間もショートしちゃう。
「独身のほうが自分のために使えるお金や時間がたっぷりあって効率的」だと思い勝ちだけど。
実際は、あれもこれも自分でやって疲労して、無計画に散財して力尽きてしまうことがほとんどじゃないかな。
勿論、独身のまま、うおおおおっと突き進めるモンスターみたいな人もいるけど、そんなの1000人に1人ぐらいだと思うわ。
◇
正解はひとつじゃないけど、自分で自分の「流れ」をしっかり把握して、次につながる一手を指さなきゃいけない。
ヲタ豚は「私はコミュ症だ!これが自分の生き方だ!」だとか、キーキーわめいて、安直な判断をしたりはせず。
あるいは、考えることを放棄するような真似はせず。
「流れ」が理に適っているかを、じっくり考えて次の一手を指すべき。
きちんと自分の「流れ」が掴んだ上で、一手ずつ指し進めれば、自分の描いたイメージにきちんと寄せていける。
結婚は「流れ」の中での決断のひとつでしかない。