「好き」を語り過ぎないことの大切さ
私は言いたいこと何でも言うように見られがちだけど。
実は、私は言いたいことは、ほとんど言わない。 そのひとつが「自分がホントに好きなものについては語らない」ということ。
私は音楽やってるから、好きなミュージシャンだとか、あるいは、楽器の奏法だとか、さらに細かく、好きなシンバルの音、バスドラの音だとか色々あるけど、滅多に言わない。
このブログでも、私は決して「アラン・ホールズワースのここが凄い」みたいな解説はしないでしょ?
「私の大好きなメタルアルバム100選」だとか、私はそういうことは絶対にやりません。
不思議だけど、「好き」を語りすぎると人が逃げていくのよ。 これは経験上、知ってる。
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好きも嫌いも、語りすぎるのは良くない。絶対にね。
好きでも嫌いでもないものを、ほどよく話すのが一番良い。
「これが好き!これが好き!」と言い出すと、視野が狭くなる。
また、好きや嫌いは、他者と温度感が出やすいからね。しかも、そこには理屈がない。
だから、好きや嫌いを語りすぎると、そこで、他者と距離が出来たり「理解不能な人」と思われてしまいやすいのよ。
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孤独に苦しんでる人の多くは「好き」「嫌い」を多く語りすぎてるんじゃないかと思う。
SNSを見てて、プロフィールに「〇〇が好きです、〇〇が好きです!」みたいなこと書いてる子はダメ。
絶対に孤独になる。恋人もできない。仕事も上手くいかない。
「〇〇が好きです!」と宣言するってことは、逆に言うと「〇〇が好きな人以外はお断りです」と言ってるみたいなもんなのよ。
だから、人が逃げていく。
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「好き嫌いをなくそう」つーのは大切。 「嫌い」だけじゃなくて、「好き」も削らないといけない。 これは、誰も教えてくれないレッスンよ。