現代ネット界の闇、マストドン「裏パウー」を徹底解説!
みんな、マストドン楽しんでる?
ツイッターなんてキモイよね。今の時代は断然マストドン。
そんなわけで、マストドンの最新情報をお伝えするよ。
今日のテーマは「裏パウー」。
■ 【解説】ツイッターとマストドンの違い
ツイッターとマストドンはとてもよく似たサービスなんだけど、構造が大きく違います。
「ツイッター」のサービスは、ツイッター社がサーバーを管理しています。
そして、ツイッター社の「利用規約」に違反すると「凍結」されるのはご存知よね。
一切、ツイッターが利用できなくなってしまいます。
一方「マストドン」のサービスは、色々な企業や有志が「マストドン」というソフトを自前のサーバーで動かして運営しています。
「利用規約」は、各サーバーごとによって異なります。
そして「利用規約」に違反すると、管理者によって「サイレンス」という対応がおこなわれます。
これは、自分の投稿がフォロワー以外の他者から見えなくなる処置です。
■ 【解説】マストドンにおける「サイレンス」とは?
サイレンスについて、もう少し詳しく説明します。
マストドンでは通常「ホームタイムライン」、「ローカルタイムライン」、「連合タイムライン」の3つの領域に、自分の投稿が表示されます。
1.ホームタイムライン … 自分がフォローしたユーザの投稿が表示される。
2.ローカルタイムライン … 自分が所属するサーバーの投稿が表示される。
3.連合タイムライン … 「自分が所属するサーバーの投稿」と「自分が所属しているサーバーが連携している別サーバーの投稿」が表示される。
サイレンスされると、「ローカルタイムライン」と「連合タイムライン」上で、一般ユーザからサイレンスされたユーザの投稿が非表示になります。
一方、サイレンスされたユーザの目線から見ると、「サイレンスされた人間」の投稿だけが表示される「裏のタイムライン」が出現します。これを通称「裏」と呼びます。
例えば、マストドンJPサーバーの「裏」は「裏JP」と呼ばれます。裏JPでは、JPサーバーでサイレンスされたユーザの投稿だけが表示されます。
■ 管理者の権限が絶大!それがマストドン
巷では「マストドンは自由になんでも書き込めるツイッターのようなもの」という噂が流れています。でも、それは違うの。
マストドンの運営は「社会的な責任」が緩いので、管理者の権利が絶大になります。
日本でもっともユーザが多い三大サーバーのひとつ「マストドンJP」は「ぬるかる氏」という個人が運営しています。
そして、ぬるかる氏が「気にいらない」と感じたユーザを時折サイレンスします。
個人運営なので、サイレンスするかしないかは「管理者の気分次第」。
これがツイッターとの最大の違い。
ツイッターでは「なぜ凍結させるのか」という理由を「社会的な企業」の立場から、人々に説明しています。凍結するかどうかについてもツイッター社内で「調査・審議」があります。
そして、凍結理由もきちんとユーザに知らされます。
(凍結理由が不条理であれ、調査の精度がどうであれ、複数の人間の目線で「凍結は妥当であるか」が検討されている)
一方、マストドンでは、ユーザをBANするかサイレンスするかは、運営している管理者の気分次第。また、サイレンスやBANの理由を本人に伝えるかどうかも、管理者の気分次第。
マストドンは憲法や法律を除けば「公的なルール」というものが一切ない世界なの。
ただ、ユーザ側も、仮にBANされたりサイレンスされても別のサーバーに乗り換えればすむわけで。そういう意味では「管理者にとっても、ユーザにとっても大きな自由がある」と言えるでしょうね。
■ 衝撃の「裏パウー」
先に紹介した「マストドンJP」は、個人サーバー。
また、ぬるかる氏は精神が不安定なことで有名。なので、すぐサイレンスが発生するのだけど。
(ただし大抵の場合、ユーザの直訴等で復帰させてもらえる)
一方、日本の三大サーバーのもうひとつ「Pawoo」はピクシブ株式会社が運営する企業サーバー。
なので、勝手気ままなサイレンスはされない。
…と誰もが思っていました。
また、「パウーで〇〇がサイレンスされた」などという話も一切聞いたことがありませんでした。
しかし、パウーにも「裏」は存在したのです。
私、されちゃいましたパウーでサイレンス。
理由の説明はなし。直訴しても返答はなし。
さすが、代表取締役・永田寛が率先してアイドルにパワハラをする企業。
なんといっても、浴室脱衣所に盗撮カメラを設置するような会社ですからね。
気ままなサイレンスなんて、あって当然よね。油断してたわ。
参照元記事:
そして、これが「裏パウー」のタイムラインです!
いやあ、暗いです。コミュ障、ネット依存症の権化のような方々が連投しまくってます。
文章は日本語ですが、日本語が読めても、彼らの発言の意味は全く理解できません。
一体、どんな人生を歩んだら、こんな人間になるのか。
まあ、私もこの仲間なんですけど。
▼「裏パウー」のタイムライン①
「スァァァァァァ..」氏の連投がサイレンス空間を駆け巡る。あなたの投稿、誰も見てないわよ。
▼「裏パウー」のタイムライン②
自分がサイレンスされていることに全く気づかず、気さくに挨拶をする「マ・ツコ寺ッ・クス」さん。このハンドルネームのセンスのなさ。私が管理者でもサイレンスしてますね、きっと。
▼ 「裏パウー」の存在に驚きの声
私が「裏パウー」の情報を公開したところ、多くのユーザから反響が。
▼ マストドン住民に大きなインパクトを与えた裏パウー在住の通称「ぼぼぼぼぼ」ちゃん。
本物の廃人ならではの貫禄のトゥート。
■ 「自分がサイレンスされた事実に気づかない」裏パウーの住民たち
絵描きさん向け大手SNS『pixiv』を運営しながらアイドルにパワハラをする企業、ピクシブ株式会社のサーバーである「Pawoo」には、当然ながら「絵師」が多く集まっています。
【絵師の特徴】
・絵師は孤独であり、絵を描く作業の合間に、独り言をつぶやくのが好きである。
・絵師がSNSに参加するのは、作品の展示や同人誌の宣伝のためであり、会話は求めていない。
・絵師はコミュ障であり、他者との深い関わりは持たない。ただ「いいね」が欲しいだけ。
・絵師の興味関心は二次元だけであり、サーバーやシステムの仕組みには無関心である。
上記のような特徴を持つ絵師が多数在籍するパウーでは、絵師でないユーザも、絵師の習慣に影響を受けて「他人を見たくない、他人とは話したくない」と考えるようになります。
そうです。「コミュ障という病気はネットを通じて空気感染する」のです。
たくさんの「信者(フォロワー)」を抱える絵師はいますが、たくさんの「友人」を持つ絵師はいません。事実、パウーには「他者との会話」をしているユーザは、ほぼいません。
皆いつもブツブツ、一人でつぶやいているだけなのです。何年も、何年も…。
「一生童貞、処女貫徹」それがパウーの魂。
そのため、パウー民は、自分や他者がサイレンスされても、本人もまわりも、その事実に気づきません。それが「裏パウー」なのです。
▼ サイレンスされた事実に全く気づかず、ひたすら独り言をつぶやく「tomohiro」氏と「スァァァァァァ..」氏の二人。
▼ 今回の告発を耳にし「裏パウー」の存在を知り、衝撃を受ける「スァァァァァァ..」氏。
▼ しかし、今回の件で、裏パウーに眠っていた「スァァァァァァ..」氏の先鋭的な作品が一躍注目を浴びることに。結果、相互フォロワーを一挙に二人獲得。いえい★
▼ 普段、パウーでロリ絵しか鑑賞しないぴむ氏にとって、真正コミュ障であるスァァァァァァ...氏の作品は心に深く刺さるものがあったようだ。やはり、心を込めたメッセージは、いつか誰かのもとに届くのだ。
▼ マストドン内に巻き起こるスァァァァァァ...旋風。スァァァァァァ...スァァァァァァ...スァァァァァァ...スァァァァァァ...スァァァァァァ...
■ パウーの運営は面白半分でサイレンスしている?
「裏パウーの存在」は多くのマストドンユーザーに衝撃を与えました。
なぜなら「なぜ、彼らがサイレンスされたのか」がわからないからです。
先述したスァァァァァァ...氏は、そのトゥートをさかのぼる限り「他のユーザと比較して、著しくモラルに反した発言をしている」ようには見えません。
1000人以上のフォロワーを持つロリ絵師は常日頃から「小学生をレイプしたい」「5~6歳の幼女がいい」等、口癖のようにつぶやき、また、そういった作品をアップしているわけで。
ロリ絵師の発言が「冗談」あるいは「表現の自由」として許容されるのであれば、一体、スァァァァァァ...氏のどんな発言が、パウーの管理者の目についたのか。
断っておくけど、私は「もっと公平に、厳しく取り締まるべきだ!」などと言いたいわけではありません。ただ、穿った見方をすれば次のように思えてしまう。
・小学生をファックする絵を描くロリ絵師は「集客力がある」という点から優遇される。
・アイドルパワハラ企業ピクシブ株式会社の社員が好む絵(ロリレイプ)を描く作家は優遇される。
・コミュ障で集客力がない現代美術家のスァァァァァァ...氏は「邪魔」なので厳しい措置がとられた。
つまり、数字至上の資本主義的な考えが、ピクシブ株式会社に根付いているのではないかしらね。
繰り返すけど、私は「ロリ絵師もサイレンスしろ!」などと言いたいわけではありません。
ただ、アイドルパワハラ企業ピクシブ株式会社はやっぱり陰湿なんだなって。
▼ 「裏パウー」の存在を知り、動揺するマストドンユーザー。サイレンスの基準が不明確であるため「明日は我が身」という気持ちなのだ。
▼サイレンスされたユーザは他者と会話をしないコミュ障同士なので、「裏世界」で出会っても互いに状況を確認したり、情報を交換することがない。そのため、自分がサイレンスされたという事実や、そもそも「サイレンスという機能」が存在することに気づかない。
■ 裏世界の住民のこれから
管理者の権限が強靭であるマストドン内において、裏世界の住民になす術はない。
「気に入らなければ、別のサーバーへ」
これが鉄則。
実際、JPの運営方針が合わないと感じた住民が別サーバーに移動したり、あるいは、個人サーバーを建てる動きも活発化しています。いずれ、パウーでもそのような動きが起きるのかもしれないわね。
特に、「サボテク」サーバーは、運営者である通称「ボス」が、表現規制に対抗する意思を強く示し支持を集めている。「SNSの分散化」の本格的な動きは、まだまだこれからなのかもね。
【参照】ボス氏のブログ:#thebossblog
▼ ボスの表現規制に対抗する強い姿勢
■ 裏連合 / 裏世界の住民のこれから(補論)
以下は、マストドンに詳しい人々に向けた「裏」の仕組みの話。メモとして残しておくわね。
【メモ】「マストドンには『裏連合』という空間が存在する」という仮説がある。
「裏連合」とは「JPでサイレンスされた人々と、パウーでサイレンスされた人々は、裏の連合タイムライン上で出会うことができるのではないか」という仮説である。
詳細に説明すると下記になる。
A-Bの4つのインスタンスが連合タイムラインを組んでいたとする。
もし、各インスタンスが「裏」を持つならば、マストドンの構造上「表同士の連合」と「裏同士の連合」が生じるのではないかと考えられる。
【構造図】
A(表)-B(表)-C(表)-D(表)
-------------(隔離)---------------
A(裏)-B(裏)-C(裏)-D(裏)
私は「裏連合」はある、と考えている。しかし、「裏連合はない」と主張する者もいる。
この真偽を確認するため情報を収集した。しかし、そもそもサイレンスされている人々の母数が少ないため情報が不十分で、結論が得られなかった。
「裏連合」の現象は、サーバーにインストールされているマストドンのバージョンや、また、ユーザが閲覧のために利用しているアプリ等でも変化すると思われ、現時点では、正確な状況がつかめていない。今後の検証が待たれる。
【「裏連合」に関する情報】
・「裏パウー」にいる私(ミッキー)自身からは「裏のJP」が見える。
・しかし、「表JP」にいる住民から「連合タイムライン上では、他サーバーの投稿は表裏の区別
なく見える」という情報があった。
「裏連合はない」と考える者の主張は以下である。
・「『サイレンス』の処理は自サーバー内のみにおいて有効であり、連合先のサーバーに届くタイムライン情報にはサイレンス処理がおこなわれない」。
一方、「裏連合はある」と主張する私の提示したエビデンス(下図)。
・タイムライン上に「異なるインスタンス」に所属するユーザが表示されている。
・しかし、「表JP」の人々は一切表示されていない。
▼「全員サイレンスされた時、真のマストドン連合は完成する」そう予言するものもいる。不気味である。
以上